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世界遺産ヴェガオヤン-ヴェガ群島の説明とダウンの島へのアクセス

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ヴェガオヤン-ヴェガ群島はノルウエー中部のヴェガ島を中心とした、6,500もの島で構成されています。

牧歌的な景色に囲まれた、ケワタガモの羽毛(アイダーダウン)採取と、漁業と農業がメーンの島々です。

自然と共存した伝統的な生活が評価され、2004年にユネスコの世界遺産に登録されました。

静かな景色でゆっくりと楽しむ時間が取れ、きもとが現れるようなそんな島々です。

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世界遺産ヴェガオヤン-ヴェガ群島の説明

ヴェガオヤン-ヴェガ群島の特徴

ヴェガオヤン-ヴェガ群島は、6,500もの島が広がる風光明媚な島国です。

その島々で暮らす人達は、昔からの環境を守りながら、漁業や農業で生計を立てています。

ノルウエーの厳しい自然環境の中で、その自然を大事に守りながら暮らし続けているのです。

そんな伝統的な、自然と共生する生活環境がユネスコに認められて、世界遺産に登録されました。

漁業や農業に加えて、はるか9世紀から続けれているケワタガモの羽毛の採取は、ヴェガオヤン-ヴェガ群島に住む人達の重要な資金源になっているのです。

ケワタガモの羽毛は(アイダーダウン)と呼ばれ、世界中で防寒衣料を中心に使われている貴重な羽毛です。

ヴェガ群島は海洋性の気候と、ミネラルが豊富な石灰岩の地形なので、生息する鳥類は230種以上に及び、バードウォッチングの最適値として愛好家に人気です。

ケワタガモの羽毛の(アイダーダウン)採取

ヴェガ群島で1,000年以上も前から行われている、ケワタガモの羽毛の採取。

ケワタガモは北極海周辺に生息する渡り鳥で、5~7月に産卵のためにヴェガ群島にやってきます。

アイダーダウンは、ケワタガモが卵を暖めるために巣に敷いていた羽毛を、ケワタガモが巣立ちをした後の残った羽毛を人手で集めた、とても貴重な羽毛です。

ケワタガモの羽毛を採取するために、島の人々は専用の小屋を用意して、外敵からケワタガモの卵を守ってあげます。

無事ケワタガモが巣立ちできるように見守っているのです。

ケワタガモ対するこのような付き合い方は、1,000年も前から延々と続けられている伝統なのです。

自然を愛し、自然の恵みをありがたくいただく、この気持が長い間続けられるということは、とても素晴らしいことです。

その自然を愛する島の人々の気持と、ケワタガモを見守る気持ちは、学ぶものがあるように思います。

ケワタガモが巣に敷いただけの羽毛を集めたアイダーダウンは、数量が少なく貴重で、価格もとても高価です。

ヴェガ群島の散策

ヴェガ群島は、サステイナブル・ツーリズムという、伝統文化や自然環境に配慮しながら、質の高い旅行体験をしてもらうための認定を受けています。

・ボートによる島の海岸線の探検、釣りの体験。

・カヤックやセーリング体験。

・レンタルサイクルでの島内散策、ハイキングをしながら美しい景色を堪能する。

・長い間、島の人々の祈り中心の役割を果たしてきた、真っ白なヴェガ教会。

・素朴な島の人達との交流

島ののんびりした空気を経験するためにはどれも経験してみたい、そんなヴェガ島の散策です。

ヴェガ群島へのアクセス

日本からノルウエーまでの距離は、約8,330kmあります。

日本からの直行便は無いので、ヨーロッパの都市での乗り換えが必要です。

飛行時間は約12.5~15時間位です。

航空会社は、スカンジナビア航空が羽田空港からコペンハーゲン経由で、オスロ・ベルゲンまで毎日運行。

KLMオランダ航空は、成田、関西空港からアムステルダム経由で、オスロ・ベルゲンまで毎日運行。

フインランド航空は、成田、羽田、名古屋、関西空港からヘルシンキ経由でオスロ・ベルゲンまで毎日運行。

日本からノルウエーの往復航空料金は、平均で約13万円。

年間平均、127,000円。

安い月、9月、約98,000円。

高い月、4月、約154,000円。

(この値段はあくまでも平均ですので、変動することがあります)

ヴェガ群島へは、ヘルゲンから直行便があります。

まとめ

ヴェガ群島は、6,500もの島からなる自然遺産に認定された、自然あふれる島々からなっています。

起源をさかのばれば、1万年以上の歴史ある地区です。

6,500もの自然あふれる島で、農業や漁業で生計を立ててきたのです。

そして、ケワタガモの羽毛のアイダーダウンを集めることを、1,000年も昔から続けて、それもケワタガモの巣立った後の羽毛を集めています。

ケワタガモを外敵から守り、無事に巣立ちさせることで、巣に残った羽毛を集めるという、共存共栄の関係を作っているのです。

一度行ってみたいと思う観光地です。

 

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