都市対抗野球大会第1日目は11月28日、東京ドームで1回戦ホンダ対JR東日本東北の試合が行われました。
2年ぶり27回目出場の仙台市のJR東日本東北と、5年連続35回出場の狭山市のホンダとの対戦。
2022年のドラフト候補に指名されている、JR東日本東北の竹本祐瑛投手が、ホンダとの対戦で8回まで投げて5対3で勝利。
1回目こそいきなり死球を与え、四球で走者を出しましたが、その後本来の球威に戻り最後は147キロの直球で乗り切りました。
186cmの長身から繰り出す150キロ近くの速球で、8回で交代するまでホンダ打線を抑え込みました。
竹本祐瑛（JR東日本東北）ドラフト候補！1回戦都市対抗野球2021勝利
竹本祐瑛（JR東日本東北）プロフイール
・名前：竹本祐瑛（たけもと ひろあき）
・主審地：青森県八戸市
・生年月日：1998年8月22日
・身長：186cm
・体重：93kg
・投打：右投、右打
・ポジション：投手
竹本祐瑛（JR東日本東北）野球経歴
・白銀マリーンズ
小学校から野球を始める
・八戸市立白銀中学校
中学校のときからピッチャー
・青森県立八戸西高校
高等学校で1年からベンチ入り、2年からエース
3年春の県大会決勝の聖愛高校戦で、9回を投げて4安打4失点、13奪三振でサヨナラ勝ちし、34年ぶり2回めの県大会優勝。
3年夏の青森県大会で、全5試合中4試合に登板、合計20回を14安打4失点に抑える好投を見せました。
しかし、準決勝の対戦相手、八学光星に3対9で敗れ甲子園出場はなりませんでした。
駒沢大学
1年春からリーグ戦に出場。
3年春からは先発で0勝6敗、防御率3,88（リーグ8位）と、勝ち星に恵まれませんでした。
3年秋は、11試合に登板（先発8、リリーフ3）
リーグ初勝利を含む2勝（6敗）を挙げ、1部残留に貢献しました。
竹本祐瑛（JR東日本東北）投球フオーム、球速
投球フオームはオーバースロー。
186cmの長身から投げ下ろす最速150kmの直球。
常時130km後半から140km後半の直球の球速は、相手バッターにとっては打ちにくい球速でしょう。
130km台のスライダー、130km台のカットボール、130km台のスプリット、120km台のチェンジアップと多彩な球種を投げ分けます。
竹本祐瑛投手のライバル
竹本祐瑛投手のライバルとして意識している選手は、ロッテの種市篤暉投手だそうです。
同じ青森の同級生で、何度も対戦してきた好敵手です。
中学3年の青森県大会では初戦で、三沢二中の種市投手と投げあい、0対1で敗れています。
高校3年の青森大会では準決勝で、種市投手の高校八戸工大第一高校と対戦、6対3で投げ勝っています。
続く決勝でも完投勝利し、34年ぶり2回めの県大会優勝を果たしました。
種市投手のことはいつも気にしているようで、プロでの活躍を見てだいぶ先をいかれてしまったと言っています。
1回戦都市対抗野球2021詳細
先発メンバー
JR東日本東北
（1）二 菅野
（2）一 大保
（3）中 鈴木聖
（4）捕 薗部
（5）D 石井
（6）左 安西
（7）三 夷塚
（8）遊 小山
（9）右 金沢
投手 竹本
ホンダ
（1）中 鈴木
（2）三 檜村
（3）右 井上
（4）左 佐藤
（5）捕 辻野
（6）D 藤野
（7）二 篠塚
（8）一 山本瑛
（9）遊 中村将
投手 片山
両チームの得点
JR東日本東北の得点
3回表 1点 5回表 1点 7回表 3点 計5点
ホンダの得点
4回裏 2点 7回裏1点 計3点
投手交代
JR東日本東北
竹本（8回裏）、桜糀、松葉
ホンダ
片山、有村、中村、田村、福島
ホームラン
JR東日本東北
鈴木聖（7回表、2ランホームラン）
ホンダ
井上（4回裏、大会第1号のホームラン）
竹本祐瑛投手は、8回裏3点で交代しました。
まとめ
竹本祐瑛（JR東日本東北）ドラフト候補！1回戦都市対抗野球2021勝利を紹介しました。
竹本祐瑛投手は、社会人のドラフト指名候補に選ばれています。
ロッテの種市投手との投げ愛を見たい気持ちがあるので、ロッテ以外のチームの入団してほしいですね。
駒沢大学ではあまり勝利の女神が微笑んでくれませんでしたが、それでも後半には少しずつ」大物らしい片鱗を見せていました。
都市対抗野球2021の1回戦では8回まで投げて3失点で降板、昨年の覇者ホンダを破って堂々の勝利投手になっています。
もっともっと上に行ってほしい、そんな気持ちにさせる竹本祐瑛投手です。
コメント