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アメリカ中間選挙トランプ前大統領激怒?

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共和党が楽勝との前評判だったアメリカの中間選挙。

そうは問屋が卸さない展開になっています。

投開票前のメディアの予想では、トランプ前大統領が推薦した候補がすべて当選して共和党が上下両院で多数を占めると予想されていました。

民主党のバイデン大統領は、ねじれ議会になって政権運営がうまくいかないレームダックになると予想されていたんですね。

今回は、アメリカ中間選挙がトランプ前大統領が激怒をかったことを紹介します。

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アメリカ中間選挙トランプ前大統領激怒?

アメリカ中間選挙とは

アメリカの中間選挙は、4年に1度行われる大統領選挙のちょうど中間に行われる連邦議会の上院と下院の議会議員選挙と、州知事選挙のことを言います。

11月第1月曜日の翌日の火曜日に行われることになっています。

今年は、11月8日が投開票日になっています。

民主党政権のバイデン大統領の2年間の政権運営の是非を問う重要な選挙になります。

中間選挙の結果は、2年後の次期大統領選挙にも大きな影響を与える選挙です。

中間選挙の改選数

上院は定数100議席のうち35議席が改選されます。

下院は定数435全議席が改選されます。

民主党は上院も下院も多数を占めていたので、政権運営は比較的楽に進んできました。

下院は過半数の218議席を上回る220議席、上院では50議席と共和党と同数ですが、議長を務める民主党のハリス副大統領が最終判断を下すので、51議席と多数派を保っていました。

今回の中間選挙の2つの争点

今回の中間選挙の一番の争点は、記録的なインフレにより物価が高騰していることです。

世界的な原油の価格の高止まりや、人手不足による賃上げなどにより今までに経験したことがないくらいのインフレに襲われています。

民主党政権がそのインフレに何も手を打っていないと共和党が攻撃しているのです。

ABCテレビの世論調査によると、有権者の76%が投票する上で「インフレ」を重視していると答えています。

もう1つの争点は、人工妊娠中絶です。

連邦最高裁判所が今年6月に、今まで憲法に認められた権利だとした50年前の判断を破棄し規制の判断を州知事に委ねた結果、禁止する州が共和党の州知事により増えています

中間選挙で負けたらどうなる

中間選挙で共和党が下院で勝利すると、民主党のバイデン政権は法案を通すことが難しくなります。

バイデン政権としては議会の運営が極めて難しくなってしまいます。

最低でも上院で多数を取ることができれば、政府高官の人事権を維持することができます。

もし上院も共和党が多数になれば、バイデン政権は提出した法案を議会で通過させることができなくなりレームダック状態になってしまいます。

開票次第ですが、下院は共和党有利で開票が進んでいます。

上院の結果がこれから2年のバイデン政権の命運を決めることになります。

中間選挙とトランプ前大統領

今回の中間選挙には、トランプ前大統領の推薦を受けた候補が多数立候補しています。

2年前の大統領選挙で不正があったとするトランプ前大統領の意見に賛同する人たちです。

220人以上の立候補者が、不正があったと発言しています。

この内、下院で180人余り、上院で17人が当選を確実にしたようです。

トランプ前大統領が未だに自分の敗北を認めずフエイク情報を流し続け、それに賛同する人が
議員として活動をするのは、かなり危うい状態と言えます。

トランプ前大統領の負け?

今回の中間選挙は、インフレによる物価高騰で民主党のボロ負けになると予想されていました。

そんななか、トランプ前大統領が「15日に重大な発表をする」とした発言が、反トランプの有権者に火をつけたようです。

インフレで民主党も当てにできないが、トランプ前大統領が次期大統領に出馬するような言動にちょっと待てと考えて、投票先を共和党から民主党に変えた可能性があります。

トランプ前大統領の支持者による連邦議会占拠事件や、機密文書を自宅に持ち帰ったこと、自分の事業での脱税疑惑など、後ろ暗さが嫌われたのでしょう。

それが、今回の中間選挙の共和党の思いがけぬ苦戦になっている理由ではないでしょうか。

結局、絶対安心と思っていた選挙で、思いがけぬ苦戦はトランプ前大統領の負けと言えるのです。

トランプ前大統領が激怒した訳

トランプ前大統領が激怒した訳は、投票前の共和党の楽勝の予想から、自分が推薦した候補が全部当選して、共和党の中で影響力をもっと高めて、次期大統領選に再出馬する思惑がありました。

ところが開票が進んでも、トランプ前大統領が考えていたようには当選者が増えては行きませんでした。

その現実にトランプ前大統領は、自分が推薦した候補者で落選した候補者まで「ろくでもない候補者だ」とののしっています。

自分が推薦して落選したことを候補者だけの責任にして、自分は関係がないと言っているのです。

大統領経験者とは思えないトランプ前大統領のこの言動は、共和党支持者の間でも「違うだろ!」と感じる人が多かったようです。

そんな反トランプの票が民主党に流れた結果が、今回の共和党の票の伸びが悪かった結果につながっているのです。

しかし、トランプ前大統領はまだまだ強気ですが、共和党のトランプ前大統領に対する考え方が変わらない限り、まだ正常な政治となるのは先のようです。

まとめ

今回は、アメリカ中間選挙トランプ前大統領激怒?を紹介しました。

今回の中間選挙は、共和党の楽勝と言われていました。

それが思いもかけぬ苦戦に追い込まれ、戦犯探しが始まっているのでしょう。

今回はトランプ前大統領の「15日に重大な発表をする」という発言で、投票先を変えた共和党支持者が多かったと言えます。

みんなの危機感が、一部民主党支持に回ったことが、今回の中間選挙での共和党の苦戦につながっているのです。

 

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